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増加する慢性腎臓病

腎臓には、血液をろ過して体の中に溜まった老廃物や水分、取り過ぎた塩分などを尿と一緒に体の外へ出す働きがあります。
また、骨を強くするビタミンDを分泌させてカルシウムやリンの吸収・排泄を調節して骨を丈夫にしてくれたり、赤血球をつくるホルモンや、血圧を調整するホルモンを分泌したりして、体の中の塩分・水分・血圧をコントロールする働きもあります。
睡眠中も休まず働いてくれる腎臓ですが、腎機能が低下すると、手足がむくんだり、立ちくらみが起こったり、骨がもろくなったり、疲労感が出たりするなどの不調があらわれる一方で、自覚症状がない場合も少なくありません。
さらに進行すると、透析や腎移植といった治療が必要になる場合もあります。
高齢化に伴い、慢性腎臓病(CKD)を患う人も年々増加しているため、体の不調を感じ始めたら、悪化予防や健康づくりを積極的にしていただくことをおすすめ致します。
「最近むくみやすい」「疲れが取れにくい」「夜中にトイレに起きる回数が増えてきた」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。