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「フレイル」を予防して人生を楽しむ

「フレイル」とは、加齢に伴って心身の活力が低下した病態のこと。

具体的には、筋力低下や体重減少などの「身体的フレイル」、認知機能低下やうつなどの「精神・心理的フレイル」、独居や閉じこもりを背景にした「社会的フレイル」などがあります。

フレイルは60歳代では5%ほどですが、75歳を過ぎると一気に増加し、80歳以上では35%近くになるという調査結果が出ています。

初期段階では生活に困ることや病院の検査で悪い結果が出ることが少ないため、気が付きにくいのが厄介です。

そこで、以下の5項目において少しでも気になることがあれば積極的な予防をおすすめします。

①食欲がなく、やせてきた気がする
②なかなか疲れが取れなくなった
③歩くのが遅くなった
④力が入りにくくなった
⑤出かけるのがおっくうになった

予防のためには、1日あたり30分以上の有酸素運動、手作りでバランスの取れた食事と歯の健康維持、地域活動への参加や色々な世代との交流などを意識してください。

そのほかには、漢方で心身の健康づくりをすることもおすすめです。

加齢により、今まで出来ていたことや楽しめていたことが、どうしても減っていきます。

だからこそ、フレイルを積極的に予防して人生を楽しみましょう。