我が国は全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が2025年に25%を超え、また75歳以上の高齢者が10%を超えると予測されています。
慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの研究によって、健康寿命が長いとされている百寿者(百歳以上の高齢者)とその家族の長寿のメカニズムの一端が明らかにされました。
この研究では炎症マーカー値が低い人は高い人に比べ生活機能や認知機能が高いことが判明しました。
この結果から、体に炎症が少ない人ほど自立した生活を送っていることが分かります。
炎症マーカーの一つにCRPがありますが、これは炎症性疾患、感染症による臓器障害、悪性腫瘍、心筋梗塞、関節リウマチなどとの関わりがあるものです。
『そんなに長く生きなくても良い』とおっしゃる人もいますが、ピンピンコロリ、家族のお世話にならず最期まで自立した生活を送りたいと願う人は多いのではないでしょうか。
炎症を起こしにくい体づくりのポイントの一つは食生活の改善にあります。
また漢方で体づくりをしていくことも可能です。
ご興味のある方は、お気軽に当店の無料漢方相談のご予約をどうぞ。
花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の方、或いは体に痛みが出やすい方などは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品の習慣的な摂取を控えめにしていただくことから体づくりを始めるのも良いと思います。